何故か自分の同人誌がバズった
何故か自分の同人誌がバズった。
普段から素敵なイラストを描かれる方とか、面白いことを言う方とか、素敵なものを共有してくださる方とかからすれば全然バズったとかいうレベルじゃないだろうけれど、まあ自分史上では一番バズった。
別に面白いこと言った訳でもなく、素敵な情報を共有した訳でもなく、ただの自分の一冊の同人誌がバズった。
緑間くんに飼われているハ●太郎が、緑間くんに語りかけ続けた365個のポエム本が。
なんで? 分からないけれどバズった事実はそこにある。
そんな中で、「この本を作ったきっかけは?」って聞いて下さった優しい方がいらして、そういえばどうしてだろう?と思ったので、ここにつらつらと『みどりまくん』の話をしようと思う。
自分で作ったきっかけを忘れてしまう未来の自分に向けて。まあその時にこのブログのこと覚えているかも分からないけど。
でも折角、振り返る機会を頂いたので。
多分めっちゃ長くなるし、中身は無いので、読んでも得るものは何も無いと思います。
これはただの自分用の記録としての日記です。
特にウケも狙わないし、ほんま長い癖につまらんと思うから、読もうと思ってる人には今のうちにめっちゃ言っとくね。
読んでも得るものはねえ!!!!よろしくな!!!!!!
ちなみに←この一文→は書き終わった未来から来た私の文章なんで信憑性は確かなんですけど、マジで呆れるほど長くなったし一つも面白いポイントは無かった。
結論だけ読みたい人は→4.総括までガーーっとスクロールして下さい。な? スクロールバークソ長いっしょ。
1.そもそも何でバズったかよく分からなかった
この本を出したのはほぼ一年前の2018/07/01。その時もツイートしたけど別にこんなにバズらなかった。
凄いどうでもいい話なんだけど、私「バズった」っていう言葉の響き凄い好き。
なに?バズったって。凄いお祭りの予感するじゃん。見知らぬ人がおんなじことでヤイヤイワイワイしてガヤガヤ通り過ぎてる感じめっちゃある。積極的に使いたいけどあんまり普段使う機会ないからこの期にめっちゃ言っとこね。
今語源調べてみたけど、蜂がブンブンしてるbuzzから来てるの?マジ?
buzzterに掲載されるからバズるだと思ってたわ。でもそもそもそのbuzzterの語源がそれな訳か。ほーん。
まあ正直びっくりして、RT先の反応を見に行ったら、
「愛が凄い」
「クレイジーでは?」
という反応が多かった(と思う。何せ人生で初めてバズったので、RT先の反応全部追うこともできない。折角興味を持って頂けて嬉しかったので、こればかりは無念)
成程な?という感じでした。
正直、この本の装丁は凄いこだわったし、ツイーヨした時も結構そこが念頭にあった。
本帯・トレペ印刷フルカバー・全ページフルカラー。
普通そこまでするのって、写真集とか、イラスト集とか、そういう「カラーであることに意味があるもの」なのに、
この本はただポエムが載ってるだけだから、その点でも意味分からなくて面白いかな~!っていうのは思ってた。
でもまあ、察するよね。
この反応、恐らくハ●太郎の方で話題になってるな?
って。
成程な?という感じでした。
いや……なんかおかしいのは私も分かる……ハ●太郎のポエム本ってよく分かんないよな……?
私だって『ハ●太郎のポエム本があるんだ』って言われたら「なんて?」て言うと思う。
でもなんていうか、このツイーヨした時の自分の意識としては
装丁めちゃこだわったんじゃ~~!!>ポエム本なのにな~!>>>ハ●太郎
くらいで、あんまりハ●太郎にインパクトの重きを置いていなかったというか、
ここで気づいた訳ですよ
「あれ?私、ハ●太郎として緑間くんに語りかけることを当然のことだと思ってるな?」って。
「当然ハ●太郎だと思ってるから、今更そこで話題になると思ってなかったな?」って。
改めて文字にしてみるとこれ結構ヤバでは?
なんで私はハ●太郎として緑間くんに語りかけるのを当然のことだと思ってるんだ?
我がことながら分からんな。すぐに思い出せないので、取り敢えず本を作った時のことから思い出してみます。
2.この本を作った時のこと
最初のきっかけは思い出せないけれど、私は緑間くんに飼われているハ●太郎のつもりで通学/出勤の朝にツイートをすることがままあった。
ままあったって言うと過去形だけど、今でもやっている。通勤電車の中で。
貴方のTLにハ●太郎が現れたら、それは私が通勤してるってことだと思って頂いていい。
だから土日祝日には現れないし、有給取ってる日も現れないし、寝坊してそれどころじゃない日も現れない。
あとソシャゲめっちゃ必死に走ってる時とかも現れない。
そもそも私はどういう気持ちでツイーヨしてるんだろう? 今朝もしたけど。
何だか分からないけれど、私は毎朝緑間くんに語りかけている。
もはやルーティーン化している節もある。
どうして貴方は洗濯物を干す時にTシャツから干すの?って言われても分からないし、それがしっくりくるから、としか言い様が無い。
だから理由を考えるだけ馬鹿らしいかもしれないけれど、まあ思いつく限りでは、
・緑間くんに語りかけることで私に見える景色の再確認をしている
・自分に言い聞かせている。宣言している
・ただただ緑間くんに祈っている
・ていうかただただ緑間くんが好き
そういう気持ちがマーブル模様みたいにこねられて、最終的にツイーヨになってるんだろう。
時々、「緑間くん 帰りたいのだ」とか言ってるの、これもうハ●太郎じゃなくて私だしな。いやそもそもハ●太郎も私なんだけど。
まあ、そうやって、朝にぽつぽつとツイーヨをしていた(している)。
それで、友達が言ってくれたのだ。「ハム●郎ツイーヨ、遡れなくなるからまとめて本にして欲しい」って。
細かいところは違うかもしれないけれど、そんなニュアンスだったと思う。
じゃあ、作ろうかな、と思ったのだ。
ただのハ●太郎の日常ツイーヨだけど、これは私から緑間くんに向けた感情の詰め込みでもあるし、
それをまとめた本があってもいいかな、と思ったのである。自分の記録として。
あと、そんなツイーヨを見つけてはきちんと読んでくれた友達に感謝を込めて。
それで、まあ、どうせ作るなら、サイコーーーーーーの本を作りたかったんすな。
いやだって同人誌じゃん!!!???これも!!!????
同人誌はいつだってその瞬間の俺の最高のものを作りてえよな!!!
この時点で、この本は私と友人の分の二冊しか作る予定が無かったから、
もう採算度外視、自分が出来る最高に理想の本を作りてえ!!!
同人誌に必要なのは!!!!技術ではなく!!!!愛と自己満足!!!!!!
以上!!!!!!
そう思った時、もうこの装丁のイメージは割とあった。と、思う。
取り敢えずポエムだけじゃ味気ないから、写真とかイラストを載っけたい。
載っけるならカラーにしたい。
どうせなら全部カラーがいい。
カラー写真載っけるなら、小さいより大きいほうがいいな。
正方形がいいな。
本にするならカバーは夢っしょ。
トレーシングペーパー絶対に使いたい。
本帯も欲しい。本帯作るなら、なんかこう…推薦コメントみたいなの欲しい。
欲望しかねえな。欲望を手放すなってマブも言ってた。
この全ての要望を満たせるのがonebooksさんです。
本当にありがとうございました。
そうだ……それで、そう、作ろう!と思って、問題が出てきたんだ。
私、ツイ廃なんですよ。
おおよそ大体日常垂れ流しツイーヨばっかりで、緑間くんツイートだけ取り出そうと思っても、もう遡りきれなくなっていたんだな。
それでもまあ、自分のツイーヨで出来るところまで遡ってみたり、諦めたり、もっかい頑張ってみたり、
そんなことを多分かれこれ2年くらいもだもだやっていた。
3年かもしらん。まあ瑣末な話ですわ。
まあこの時点で、ハ●太郎ツイートを既に何年間か続けているという事実が明らかになるわけですよ。そりゃハ●太郎になったきっかけなんて忘れるわ。
結論、このハ●太郎ツイーヨは一番古いものは2013年でした。
といっても本格的にハ●太郎が継続してるのは2015年~。そしてこの本に載っているのは2017年10月までの分。
ということで、この本を作っている時点で、大枠2013年~2017年までの5年間、私はハ●太郎していたのです。
って過去形で語るけど、まだハ●太郎してるから、実際7年目突入です。
元気だなこいつ。
それで、これもまあ何でかは忘れたけれど、本腰入れてやろう!って思って、
色々探してたら、twitterで全ツイート取得が出来るって知ったんだな。
逆か?全ツイート取得できるって知ったからやろう!って思ったのか?
まあ、それも瑣末な話ですわ。
そこからはもう、そのまんま。
全ツイート取得して、エクセルでなんとかかんとか、緑間くんツイーヨを抽出した。
正直、この抽出がまた曲者というか、多分厳密に全部抽出は出来ていないと思う。
何故なら、ツイート中に「緑間くん」「のだ」を含んでいるツイートで抽出したから。
ハ●太郎として語りかける特性上、基本的には「緑間くん」から始まり、
どこかに「~なのだ」を含んでいるものが殆どである。
あと「!」「?」「ー」「@」なんかの記号は除外。
そうでもしないと6万ツイート以上あるものを全て確認するのは不可能だった。
それで抽出しても400個超えていたので、
あとはちまちまと、一つずつ選んで、順番とか考えて、ぺたぺた貼って、一ページずつ作っていった。
写真は全部自分が撮ったものを使った。
素材サイトさんで、二次創作利用可能とかの利用規約をいちいち確認するのが面倒だったのが大きい。
あと素材サイトさんに手を出すと、無限すぎて選びきれないなって思った。
それよりは自分が撮った物の方が、撮った時の景色も季節も分かるし、気分もわかるからいいやって感じで。
オタクにありがちな、人物が入ってない風景写真ばっかり撮る人生だったのがここで生かされたよ。ありがとな。
作り方は至って原始的に。
正方形の本にしたいと思っても、写真を正方形にする方法が分からなくて、最初はペイントでこう…マウスで消しゴムツールをぷるぷる使いながら削って貼っていた。
まぁ~~正方形にならないのなんの。私の手は定規じゃねえんだよな。残念なことによ。
友達が、正方形の枠作ってから画像をグループ化すればいいんだよって教えてくれてから作業効率めっちゃ上がった。本当にありがとう。
ツイートを貼るのは、効率の良い方法が分からなくて、
それと全部のページで同じ位置にテキストボックスを作る方法も分からなくて、
仕方無いのでひたすら最初に作ったテキストボックスのレイヤーをコピー→本文削除→ツイートの貼り付け→改行とか体裁整え。
っていうのを繰り返した。多分頭が悪い。
表紙は無理だったので、友人O氏(神)にお願いした。
私が胸をはって自慢できるのは、この私の適当な無茶ぶりとニュアンス依頼で、完璧に最高な表紙を作ってくれる天才が友人にいることです。
こればかりはね、もうね、自力じゃどうしようもなかったから。本当に友人に恵まれる人生、神に感謝。
それでまあ、なんやかんや出来上がって、
折角作ったし、私と最初に言ってくれた友人以外に欲しい人おる~?ってアンケかなんかしたんだと思います。
そしたら思いのほか……欲しいと言って下さる方がいたので、
じゃあもう本格的にイベント頒布しまーーーーす!っつって、作って、今。
普通だな…………。
作った時の記憶を振り返ってみましたが、特筆するべきことは何も無いですね。
あ、だからバズってびっくりしたのかもしれません。ここまで文章にしてやっと分かりました。
普通なんですよ……本当に……面白み何にもなくて……。
多分ここまで読んで下さった方も、普通だな……って感じだと思います。
勿論、作るからには愛を込めました。というか日々のツイートに愛を込めていました。
中身も頑張って作りました。
でも同人誌って全部きっとそうなんですよね。
だから、「クレイジー」「執念がヤバイ」的なご感想、恐れ多いというか……。
なんかこう、ヤバイ発想を持った奴!みたいな受け止められ方をされているのを見ると、
普通ですみません……て思います。ご期待して頂いてけるような面白いことなんにもできねえ。
あ、あと、「ポエム好き!」っておっしゃって下さった方、本当にありがとうございます。
私の言葉足らずで拙いヘルポエムを拾い上げて下さった、貴方様の懐が深い。そして優しい。
それは偏に貴方様の感受性や触れ方が素晴らしいのであります。
3.何故ハ●太郎になったのか
ここまで思い出してみて、分かったことがある。
自分が何で「緑間くんに飼われているハ●太郎のつもりで緑間くんに語りかけるようになったのか」が全然分からない、ということ。
なんで?
でも、ヒントになりそうなツイートはみつけた。
この日記を書くにあたって、私はもう一回自分のツイートデータを抽出し直してみたのだ。
なんでかっていうと、抽出データなくなってたから。アホでは?
それが以下のツイートである。
2015-09-14
緑間くん 今日も私は君に話しかけるハム太郎botなのだ
このツイートから分かること、それはつまり、
私がこの時点でハ●太郎としての自我をもっていたこと。
あと、ある程度継続してる自覚がある。
まあ、それくらいしか分からなかった。
そんなものなんだろう。人がハ●太郎になるのに理由が必要な訳でなし。
そんな結論でいいのか?
でもマジで思い出せないものは思い出せない。
世の中には生まれた瞬間のことを覚えている方もいらっしゃるとは聞くが、私が思い出せるのはギリギリ幼稚園の頃くらいが限界だ。
幼稚園生って三歳じゃん。
だから2013年にハ●太郎になった私が、2015年に自我が芽生えたとして、それまでのことを覚えていなくても何らおかしいことは無いだろう。
ちょっと待って今このタイミングでランダム再生で「エース様に万歳」流れてきたんだけど泣いてしまうやんけ……。
いったん高尾和成の話させて頂いていいですか? 推しなんですけど。
緑間真太郎という、とんでもない天才に己を認めさせた最強の凡人なんですよ。
普通なら彼だって天才/秀才と呼ばれてもおかしくないくらいの実力を持っているのに、
すぐ隣に10年に一度のキセキがいたために、己は凡才だと齢15にして気がつかざるを得なかった男です。
自分の青春全てをかけていい、最も愛するバスケットボールにおいて、
自分は神様に選ばれなかったと突きつけられて、それでもなお立ち上がり続けた男です。
緑間真太郎と高尾和成という二人の少年の関係、エモの塊なので、何卒宜しくお願いします。
話逸れたな。なんの話だっけ。
なんでハ●太郎になったか思い出せない話だ。
私にとって緑間くんは、恩人のような、目標のような、指標のような存在であり、
そうして、最も幸せを願う存在の一人なんです。
私の声は緑間くんに届かないけれど、緑間くんの幸せを祈っているし、
緑間くんの世界が美しいものであることを願っているし、
緑間くんが人事を尽くす世界で私もありったけ頑張るぞい!
という気持ちが常にある。
だから多分ハ●太郎になったんでしょう。
4.総括
・この本を出した経緯
→日々ぽつぽつとハ●太郎していたのをまとめよう!ときっかけをくれた友人がいたため。
・どれくらいの期間ハ●太郎しているのか
→2013年(本格稼働は2015年)~
・何故ハ●太郎として語りかけているのか
→思い出せない。気がついたら。
・何を思ってポエムしているのか
→緑間くん
マジでここだけでよかったな。
ここまで冗長な文章を読んで下さった方、いらっしゃるのでしょうか。
いらしたら、頂いてしまった時間に感謝を!
パンチのある言葉とかなんにも無くてすみません。
おもしろおかしく人生を過ごしていますが、私自身に面白みは特に無いです。
でもこの世にはとっても面白いものがあるんです。
なんと本日、『黒子のバスケジャンププレミアムボックス』第一巻が発売となりました!!!
今ボックスを含め、ボックスは全部で3つ。
特製ボックスに加え、各カバーは書き下ろし、クリアスタンドにブックレットまでついてきます!!!
緑間くんの表紙は4巻です!インターハイ編ということで、緑間くんの初登場~初試合まで一気に読めます!!!
プレミアムボックスはいきなりハードル高かったら通常版だって最高です!!!
どう最高かっていうと……こう……最高です!!!読めば分かる!!!!面白いんだ!!!!ほんま!!!!!
多分貴方も三年後にはハ●太郎になってます!!!
未だにスーパーウルトラホットな黒子のバスケ、
そして緑間くんをどうぞよろしくお願いしますなのだ!!!