生きるの楽しい

生きるのが楽しい

秀徳の女が興奮のままに語る誠凛vs桐皇戦と誠凛vs陽泉戦があまりにもエモすぎた話~その1~

 

大体タイトルの通りです。

 

如何せん私は秀徳の女なので、基本的に秀徳のことしか考えてないし秀徳最高としか言わないしマジで秀徳が出てると秀徳にしか感情を傾けないし、個人的に秀徳の役者さんも応援してる、色眼鏡とえこひいきしか無い質の悪いオタクなんだけど、だからこそマジで秀徳の試合が無かった今回、誠凛と桐皇と陽泉はフラットな目で見ることができて、そして最高だって断言するから聞いて。

 

マジで7年間秀徳にしか興味無かったオタクが今ゴリラのドラミングばりにそこの三校に興奮してんだよな。ちょっと今興奮しすぎて唇の皮食いちぎってしまったやんけ。血めっちゃ出とる。生きてる。生きてる!!!!!!!今!!!!!!!

 


ということでこんにちは。今は夜中の一時で私は誰に語りかけてるんだかも分かりませんがちょっとマジで興奮が治まらないので画面の向こうのあなたに語ります。

やーばい。マジでヤバいものを観てしまった。

舞台黒子のバスケイグナイトゾーンっていう舞台なんですけど。

細かいことはいい。黒バスの舞台の3個目だ。黒子くんがウインターカップで青峰くんと紫原くんと戦うとこだ。

ここから先を読む人は、一切舞台の内容のネタバレに考慮とかされてないしネタバレしかない、そういう気持ちで読んで欲しい。基本的に今までの2個を見てる前提で話してるし、ストーリーじゃなくて役者さん個々人の話もする。

 


まずスタートね。

公園のストバスでのヒムタツと紫原に初遭遇シーンなんですけど、もうヒムタツが出てきた時点でヒムタツ……って感じが凄い。

なんか流暢っぽくよく分かんない英語喋りだすのもヒムタツって感じが凄い。

あとそれに対して火神くんの英語がなんか雑なのもそれっぽい。

っていうかマジでヒムタツお前……顔が……いい……? うわ、顔がいい。信じられないくらい顔がいい。正直ヒムタツの顔なんて三次元で再現するには武井咲くらい持ってこないと無理じゃない? と思ってたんだけど世界はよく斎藤くんを見出したな? 顔がいい。

登場時は、カツラがちょっとのっぺりしすぎでは…? ていう気がしたんだけど顔を正面から見た瞬間に全てふっとんだ。それくらい顔が良い。現実にヒムタツが現れる瞬間を感じたことある? やっべえぞ。

紫原くんに関しては身長と腕の長さがマーージで本当に映えるし、喋り方とかもきっちりアニメ研究してきました! て感じで違和感が無い。

なんかもう酸素吸い込むみたいに「あっ…これは紫原敦……」て飲み込める。凄くない? 身長2メートル超えなのに喋り方は幼くてお菓子ばっか食べてるっていうギャップの塊みたいなキャラクターをスッて飲み込めるくらい自然にできる鮎川くん凄くない? 世界はよく鮎川くんを見出したな?(二回目)
あと流石ジャニーズはキメ顔がきっちり決まる。目がぎょろっとする瞬間に逆らわんどこ、と思う。でも普通にしてると顔が良い。スタイルが良くて顔が良い。


あとこれから先登場する度に言ってたらキリがないんでここで言いますが、木吉という男あまりにも木吉が過ぎる。

個人的に黒子のバスケで最も恐ろしく底が読めず何を考えているのか分からないナンバーワンに堂々と輝く木吉という男をここまで完璧に演じる河合さんがマジですげーんだよ。マジで凄いんだ。

だって私木吉くんの気持ち全く分からないもん。花宮に対して「またやろーな」って言える男(花宮に、自分が最も大事にしているバスケ生命を奪われたという事実を踏まえて)怖くない? 私は怖いし分からない。

だけど舞台として目の前に存在しているから役者さんって凄い。本当に凄い。

こんな何もかもが分からない子が存在するとは思えないけど今目の前に存在しているから、この子は存在しているんだ……て感じ。

不在証明は難しいとか言うけど「ぜってーいねーよ!!」て断言したくても目の前にいるから不在も何も「いるわ……」てなるんだよな。います。


オープニングダンスはあります。

無いわけ無いと思ってたけど勿論ある。期待を裏切らない。流石黒子のバスケ絶対に期待を裏切らない。

そして相変わらず絶妙に振り付けがダサい。これに関してはマジで素直な感想として第一弾からずっと絶妙に振り付けがダサい。でもアニメのオープニングの登場とか演出を踏まえて振り付けつけてくれてるんだなっていうのがよく分かるから滅茶苦茶好きなんだよな。好きです。

っていうか推し達が歌って踊ってするのが嫌いな奴おる? いやおるよな。そういう奴もおるとは思うが私は大好き。ありあらゆる推しに歌って踊って壇上の階段降りてきて欲しい。
あと今回私は下手で観てたんだけど陽泉が下手ポジだったんだよな。

つまり何が言いたいかっていうとオープニングで皆出てきた時にまた「ヒムタツ顔がいい……」ってなってしまった。これから先省略するけどヒムタツが出てくるたびに私は「顔がいい……」て思ってる。


ここまで顔の話しかしてないけどま~~~顔がいいからしょうがないよな。

温泉シーンはなんかもうあそこまでいくと中屋敷さんの茶目っ気しか感じなかった。

前回のお風呂とかは、もしかして私うっかり中屋敷さんの枕元に立って己の願望を夜通しつぶやいてしまったっけ……てちょっと自分の生霊を疑ったけど今回で確信した。

これは中屋敷さんが楽しんでる。男たちの上裸を。

語弊があるけどマジでそんな感じがする。舞台上であのシーンを再現することを楽しんで作ってる感じがする。お笑いの芸人の取り敢えず脱いどけば笑うだろ、的な下品な匂いが一切無い。素直にかわいいしおもろい。

個人的にあそこの練習シーンを周りで見てる人たちの反応がみてえよ。円盤のバクステで何卒頼む。ほんま。


で、マジで桐皇戦がエモすぎる。2018年4月にエモいって単語が流行っててくれて本当にありがとうって感じ。この形容し難い溢れる感情を、エモいって言葉で共有できることにマジの感謝捧ぐ。
相変わらず試合のスピード感が凄いし一切ダレない。

これ本当に凄いと思うんだけど、ミュージカルと違って歌とか踊りが無いから、マジで試合でしか個性を表現できないじゃん。

歌はさ、曲調で、これは荘厳な感じだな、とか明るいおちゃらけたチームだな、とか、反抗的な子が多いんだな、とか色々表現できるし、それがチームカラーにも繋がっていくからバリエーション作りやすいじゃん。まあテニミュの話なんだけどさ。

ミュージカルテニスの王子様ドリライが5月にあるから見た事ない人はもういっそドリライ見に来てくれ(?)。あれもまたこの世で最高のコンテンツ。どうか沖縄比嘉中をよろしく頼む。

 

でもバスケの試合って、ゆーてバスケの試合じゃん。当たり前なんだけど。

それが今公演で大きな試合が約6試合分目? にもなるのに、一切合切ダレないのスゴさの極みじゃない? 同じようなことをやってるのにそれぞれで違う色を出して一切飽きさせないって凄くない? 言ってしまえばバスケしてるだけなのに、こんなに各校の特徴とか表現して、舞台のテンポを一切落とさないの本当に天才すぎる。

 

そうまあその前提のうえで、青峰がね。良いんですよ。本当に。

正直な話、おぬくんの青峰初めて見た時に「スタイルが抜群に良いけどこれは火神が勝ててしまう青峰…足が長い…細い…」ていう第一印象あったんだけど、今回の青峰マジで勝てない。勝てなさが凄い。オーラが出てる。うわ、これはムリ、てひしひし感じる。

 

でも誠凛もパワーアップしてるからもしや…?これは…?いけるのでは…?アアーーーーーでもやっぱ最強は青峰なんじゃーーーーーーーーーー

 

っていう行ったり来たりの感情に振り回される。誠凛が、青峰という最強の男に、無理やり120%の力を引きずり出されてる感じがする。それで段々と青峰が自分の力を出していって開放されていく感じが凄い。青峰くんがちょっとずつ解き放たれていくのをこちらも感じる。

結論青峰マジで良い。

 

誠凛のチーム力を個々の力で捩じ伏せる桐皇っていう対比がそもそもエモい試合だけど、別に青峰くんは元々そういうプレイスタイルだったわけじゃないし、桐皇の他のメンバーだってそうだったけど、結局これが一番青峰くんを生かせるし、青峰くんはこれ以外の形のバスケが出来なくなっちゃってるだけっていうのを、間の回想でまざまざと思い知らされるからよりエモい。

誰よりもバスケが好きだった男を、誰よりもバスケが好きな男がぶん殴りに来た! お前のスタイルは許せないからお前に勝って俺こそ正義だと教えてやる! というある種傲慢とも言える信念の戦争感と、「もうそういうの全部置いといて、友達が、一番好きだったものを嫌いになっていく姿を見たくない。辛そうな顔を見たくない。もう一度笑って欲しい!」ていうシンプルな友情が絡み合ってるからこちらとしてもお手上げ。黒子くんにとって、青峰くんってバスケそのものだったんだね……て感じがした。青峰くんこそバスケの象徴。

 

それに対して、火神くんが「もう仲間の泣く姿は見たくない!」って覚醒してゾーンに入るの、黒子くんが青峰くんに笑ってバスケしていて欲しいって気持ちと完全にシンクロしとるやんけ…お前……本当にそういうとこ……好き……。

シンプルな気持ちってシンプル故に強いんだなって改めて実感するよな。負けたくない。勝ちたい。泣かないで欲しい。笑って欲しい。そこに理由とか意味とか見出す必要ないんだよな。そう感じたことが全てだもんな。

「何で勝ちたいんだろう」とか「何で泣いて欲しくないんだろう」とかそういう余分な気持ちが一切無くて、ただ「仲間の力になりたい」っていう一心で、「邪念が一切ないゾーンに入る」ってことは、それだけ火神くんのその気持ちが100%純粋なものだって証明なんだよな。火神大我、あまりにも良いやつ過ぎる。結婚するならお前がいい。


っていうか今さらっと飛ばしたんだけど、回想シーンのピュア峰のよさみが凄くないですか? マジでおぬの良いところ全部でてまーーーすって感じがした。あそこに関しては青峰を好きになるのと同じペースでおぬを好きになってしまう。凄いじゃん。一粒で二度美味しいじゃん。一気に二人の人物を好きになれてしまう。おぬが切り替えた瞬間に「こっからはしゃぐぞーーー!!!」って感じが全面に出てるからこっちとしても全力でのれる。

 

帝光のブレザー着てる赤司と紫原と緑間があまりにもビジュアル的にクリティカルヒットだったからそこに関しても感謝しかない。

白ブレザーってイイナァ~~~~~~~~~!!!!!!!

推しの白ブレザー嫌いな人おる?いや嫌いな人も勿論おると思うんだけど私は大好き。改めて帝光の制服って、全く男子中学生に優しくないよな……て思う。泥だらけになるやんけ。白ブレザーなんて似合うの余程顔が良くないとあかんやんけ。ほんと。しかも膨張色でスタイルも死ぬ。でも信じられないことに赤司と紫原と緑間全員顔がいいんだよなーーーーー!!!! そしてスタイルがイイんだよなーーーーーー!!!! ありがとう本当にありがとう。


うわ、ていうか赤司の話忘れてた。待ってキセキ集合のとんでもない演出の話忘れてた。

でもちょっと今から荷詰めしないといけないからもうこれパート2に続きます。次回、『赤司登場とキセキの縦断幕』『桐皇戦後半お前はもう爆泣きしている』。ごめんマジで顔がいいしか言ってない。